アーセナルやドルトムントが狙うマルセイユのクリストフェル・ロッシアとは
こんにちは、この前街中でリバプールのユニフォームを着た兄ちゃんがいてガン見をしてしまったじょりんごです。
先日イギリスの『METRO』からこんなニュースが飛び込んできました。
Arsenal contact Christopher Rocchia’s entourage over January transfer move(アーセナルが1月の移籍市場でクリストファー・ロッシアの獲得を検討)
Arsenal transfer news: Christopher Rocchia's advisors contacted by Gunners | Metro News
記事を読むとドイツの強豪ドルトムントも獲得を狙っているらしいですが、この見出しだけ見るとクリストファー・ロッシアって誰やねん!ってなると思う。
実はこのロッシア、マルセイユに所属しこれまでトップチームの公式戦に出たことがない選手なのだ。
クリストファー・ロッシア
クリストファー・ロッシア(Christopher Rocchia)は1998年2月1日フランス・マルセイユ生まれでマルセイユBに所属する18歳のディフェンダー。
前述した通り、これまでトップチームでの公式戦の出場試合は無い。
しかし2017/2018シーズン開幕前のトップチームのフレンドリーマッチでスターティングから1試合、途中から4試合に出場し合計で188分プレーしている。
18歳でトップチームのフレンドリーマッチでの出場は珍しいことではない。寧ろ同い年でトップチームの公式戦でプレーする選手もいるほどだ。
そんなアーセナルやドルトムントから熱視線を浴びるロッシアが何故マルセイユのトップチームの公式戦に出たことがないのか、それは彼の本職が左サイドバックだからである。
マルセイユの左サイドバックにはご存知フランス代表パトリス・エブラの他にカメルーン代表のアンリ・ベディモ、今季イングランド2部のアストンビラからレンタル移籍してきたジョーダン・アマービの実力者が3人もいるのだ。
その3人と比較すれば劣るロッシアだがフランス国内では将来1番有望なフランス人選手と呼ばれている。
強豪3チームによる争奪戦
アーセナル、ドルトムントが今冬または今夏に獲得を狙うロッシアだが、当然マルセイユも簡単に放出するつもりはないようだ。
『METRO』によると2018年の夏でロッシアとの契約が切れるマルセイユも2020年までの契約延長を提示している模様。
イングランド、ドイツ、フランスの強豪3チームが18歳の左サイドバックを求めて争奪戦になりそうだ。
マルセイユとしては
今季絶不調のエブラやレンタル加入したアマビが来季も残っている確証はないため、来季以降はトップチームで試合に出る可能性も十分ある。
まだ18歳という若さもあり、これからどんどん成長していけば今後何年もマルセイユの左サイドに君臨することも出来ることから是非とも彼には残留してほしい。
(じょりんご)