マルセイユにおいての酒井宏樹の立ち位置
こんにちは、ブログを始めたということもありブログ更新のモチベーションが非常に高い、じょりんごです。
第2回の記事は昨季からオリンピックマルセイユに在籍している日本代表DF酒井宏樹について書いていこうと思います
酒井宏樹
1990年4月12日長野県中野市生まれの27歳(2017年9/26時点)
柏レイソル(日本)-ハノーファー96(ドイツ)-オリンピック・マルセイユ(フランス)
元U23日本代表(ロンドンオリンピック出場)、日本代表(2014FIFAワーツドカップブラジルメンバー ※出場は無し)
マルセイユに移籍するに当たって
ドイツのハノーファー96で2016年から4ジーズンプレーした酒井はチームが降格したこともあり2016年の夏にフランスの強豪オリンピック・マルセイユへ完全移籍した。
1年目から定位置を確保しチーム内フィールドプレイヤー最多のリーグ戦35試合に出場した。
そんなフランスで輝く日本の侍だが、スコットランドの『The Scotsman』によると2016年の夏にマルセイユ以外にUEFAチャンピオンズリーグに出場するほどのヨーロッパの2つの強豪チームからオファーが来ていたという。
そのチームとはかつて元日本代表でジュビロ磐田MFの中村俊輔も所属していたスコットランドの名門セルティックと昨ジーズンのヨーロッパリーグで準優勝を果たしたオランダのアヤックスである。
なぜ欧州CLに毎年出ているほどの強豪チームからのオファーを断ったのか、フランスの『France Football』のインタビューで酒井はこう語った。
「日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチが、マルセイユは良いクラブだと僕に教えてくれた。
僕が望んだから、ここに来ることを決めた。彼は僕がフランスにいることを喜んでくれていると思うよ」
やはりマルセイユ移籍の際にはかつてパリサンジェルマンやリールなどで監督を務めたことある日本代表監督ハリルホジッチの勧めであった。
マルセイユでの存在
酒井は今のマルセイユでは欠かせない存在となった。
"日本のダニエウアウベス”、そう呼ばれている酒井宏樹は攻守にわたって右サイドを活性化させており、右サイドの前線、エースのフランス代表FWフロリアン・トバンとは抜群の連携を見せチームの強みの一つとなっている。
右サイドバックが本職のバックアッパーがいない中で酒井は高質なプレーを続けていて、フランスの高級紙『Le FIgaro』が選ぶリーグアン第7節のベストイレブンにも選出。
酒井とは反対側の左サイドバックのフランス代表DFパトリス・エブラが酷く叩かれリュディ・ガルシア監督からも干されている一方で酒井はチームへの評価が辛口過ぎることで有名なフランスの各誌やマルセイユのサポーターからも絶賛されている。
酒井に期待すること
酒井は今はアジア人選手でもトップレベルのサイドバックと言っても過言ではない。かつてリーグアンでプレーした日本人選手の中で一番結果を残しているくらいだ。
チームはリーグアン第7節終了時点で4勝1分2敗で5位につけているが上位3位までに食い込むか、プレーオフで勝利をし出場を決めたELを制して来季5シーズンぶりのCLに出場するためにも是非とも酒井にはこれからもマルセイユの右サイドで躍動していって欲しい。(じょりんご:@joringo10)